2019.10.01
こんにちは、スタッフの萩原です。
今回、家族看護について、勉強会を開催しました。
テーマは「家族看護の実践」です。
病気はそのひとだけでなく、家族全体に影響を与えます。
訪問看護では特に、利用者の方の生活の場に入らせていただくため、利用者の方とそのご家族の生活にかかわらせていただくことが多いと思います。
家族(利用者の方を含む)が困りごとを抱え、どのような支援が必要か検討するためには、まず、家族に起こっている状況をアセスメントし、家族を理解する必要があります。
第一回目の勉強会でもあったため、家族を理解するためのポイントについて、理論を交えながら基礎的な学習を行いました。
今後、第二回、第三回・・・と、継続していきたいと思います。
ちなみに・・・
私は、家族支援の専門看護師を目指し、大学院で2年間家族看護の勉強をしました。
家族支援専門看護師は、病気をもつひととその家族が、自分たちの力で家族に起こっている問題を解決できるように支援します。
私が家族支援専門看護師を目指したきっかけは、中学三年生の時に父親が病気になったことです。
生活がガラっと変わり、母は仕事後に父の看病のため病院にいることが多く、家のことは私がするようになりました。
父がどうなるかという恐怖と、生活していけるのかわからない不安に、「誰か助けて!」と、思っていました。
その経験から、病気をもつひとだけでなく、そのひとの家族も色々な辛さや苦しみがあるのだろうと思い、家族全体を支援できる看護師になりたいと思いました。
家族支援専門看護師になり、たくさんのご家族の力になれる看護師を目指して、努力していきます!
何か、家族支援で力になれることがありましたら、いつでもはるかぜ豊田にご連絡ください。
勉強会の資料はこちらから‼︎ → 家族看護勉強会
スタッフ萩原