2017.04.10
はるかぜ作業療法士の岡本です。
私がはるかぜで勤務し始めてから約9ヶ月経ちます。その間様々な疾患の利用者さんを累計12名担当させていただきました。
中でも膝の痛みや腰の痛み悩んでいる人が多く、それが原因で外に出られなかったり精神的にストレスを溜めたりしている人をたくさん見てきました。
そんな中、最初は「リハビリやって本当に良くなるの?」と懐疑的な人でも、一度体を触って筋肉をほぐしたり、体の使い方を指導させていただくだけで大きく効果を感じていただける人が何人かいらっしゃいました。
週に一回でもリハビリを継続することによって、痛みによって仰向けの状態からほとんど動けなっかった人が、現在外出できるまでに回復した姿を見るのは療法士として非常に喜びを感じます。
私自身のことですが数年前に父親が脳梗塞になり、回復した今でも肩や膝に痛みがあるときに、時々リハビリをしています。
そのことで、これまで習ったリハビリの知識以外でも、東洋医学や食生活のことについて沢山勉強することがありました。
こうした知識は痛みの軽減はもちろん、麻痺の改善や筋力の改善、原因不明の倦怠感への対応にも大きく役立っていると実感しております。
もちろん東洋医学や食生活の話は本来の業務ではなく、雑談的に行なっているものでちゃんと効果的な機能訓練もやってます(笑)。
個人的には痛みや麻痺の回復に留まらず、利用者さんが「その先にどんな生活がしたいのか?」ということに焦点を当てて“その人らしさ”を引き出すお手伝いができればと考えております。
今後も脳卒中などの中枢神経疾患はもちろん、膝や腰の痛みなどの整形疾患の利用者さんの力添えに少しでもなれればと思いますのでよろしくお願いします。
療法士の空き情報 (4月10日現在)