2020.07.06
今後益々ニーズが拡大する一方の在宅医療ですが、人材不足もまた問題となっています。
少し古いデータですが、日本看護協会の「2017年看護職員実態調査」によれば、今後働いてみたい職場のトップは訪問看護をはじめとする在宅医療・看護」分野が60%と堂々のトップでした。
これだけ関心の高い在宅医療領域に、求められるニーズ程人材が流入しないというのは一体どういうことなのでしょう。平成30年度の厚労省の就業医療関係者の概況によると、就業している看護師121万人に対し、訪問看護ステーションで就業中なのは約5万人と全体の4.2%に過ぎません。
意向と実態のギャップがこれだけ大きい理由、それは100人に4.2人しか実際の訪問看護現訪問看護の場を踏んでおらず、周囲に訪問看護のお仕事のリアルを聞いたり相談したりする相手がいない、という事が最も大きいのではないでしょうか。
そんなわけで、これから連載で「現場の訪問看護師が語る『リアルな訪問看護のお仕事』」を開始します。はるかぜで勤務する訪問看護師がありのままのお仕事を語ってくれます。お楽しみに!
豊田市の訪問看護ステーション はるかぜ豊田