2018.01.29
愛知県訪問看護ステーション協議会「訪問看護啓発事業」の一環として、また知多方面でACPについての勉強会を積極的に展開されている地域訪問看護ステーション協議会加入のステーションの皆さん主催の講演会に参加して来ました。当日は「訪問看護師フェスタ」も同時に開催されていました。
講師は国立医療長寿研究センター地域連携室長で、緩和ケア診療部・エンドオブライフチーム医師の西川先生で、100人以上の市民や関係者の方々で大変賑わっていました。
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を活用する事で、療養者本人と御家族にとってどのようなメリットがあるのかや、もしバナTMというトランプのようなカード型のゲームを活用した意思決定支援の実際など、一般市民にも理解しやすいように動画や平易な言葉を使って理解を進められる内容で、たいへん勉強になりました。
「終活・エンディングノート」
「アドバンス・ケア・プランニング」
最近よく耳にするこれらの言葉。利用者・患者・ご家族にとっては大きい括りでは同じ内容に感じられる事だろうが、運用の方法論では決定的に意味が違うことが分かったことが最大の収穫です。人生最大のそして最期の大きな意思決定を短時間で決することはあまりにも困難です。そして当事者本人が意思決定が困難な状況にあることも十分な考えられる。
「もしバナ」ゲームを早速ステーションで購入して、スタッフでやってみようかと思っています。