2017.11.26
私の母校で学会が開催され、久しぶりの里帰りも兼ねて参加してきました。
山梨県は、昭和57年に全国に先駆けて訪問看護の制度化を実現させたそうです。
昭和57年は私が生まれた年です。今、こうして訪問看護に携わっていることも偶然ではなく、必然だったのかもしれませんね。
在宅での看取りについて、何か得るものがあればと思い、今回の学会で在宅での看取りのクリニカルパス(LCP)について、東芝病院の茅根先生のご講演を聞いてきました。
在宅の看取りパスを使用するしないに関わらず、私たちは十分な症状緩和、不安の解消、在宅での医療ケアのサポート体制の充実、介護負担の分散を図り、安心して在宅で最期を迎えられるように介入していくことが重要であると改めて感じました。
きちんと死ぬこと=その人らしく生き抜くこと
最期を安らかに迎えられるだけでなく、最期まで精一杯生きられるように取り組んでいきたいと思います。
看取りのパス・使用マニュアル・運用手順書など興味がある方は是非ご覧ください。
所長 林